夫のノートPCのキーボードが、摩耗してツルツルピカピカになってしまいました。
これではタッチする度に、指が滑ってしまう~!
PC本体はまだまだ使えるので、夫が自己責任の上、修理してみました。
ツルツルピカピカテカテカキーボードがこちら
初代ドラえもん主題歌を思わず口ずさみたくなる、ツルツルピカピカ感。
こいつぁ、てかってますわ。
キーをタッチすると、ツルっと滑ってしまい、非常に打ちづらいです。
ノートPCの摩耗したキーボードをマット加工する
用意するもの
用意したのは、「アサヒペン クリエイティブカラースプレー 58マットクリヤ」。
合成樹脂(アクリル)塗料です。
ガス抜きキャップ付きで便利ですね。
このスプレーを使って、キーボード全体に吹きかけようというわけです。
他には、塗料が周りに散らないように、チラシ・新聞紙なども準備します。
キーボードをきれいに拭く
うまく塗装するために、キーボード上をきれいに拭き掃除します。
手垢や油分・ほこりが残ったままだと、せっかく塗装したのにはがれやすくなってしまいます。
夫は既存のシールをはがしたようです。(貼ったままでも支障ないと思いますが)
換気の良い屋外で塗装作業
乾きやすいように、天気の良い日に屋外の風通しの良い場所で作業。
もちろん、PC本体に直射日光が当たるような場所は避けます。
スプレーには有機溶剤が含まれているので、換気のためにも屋外で行うのが好ましいです。
臭いもきついので…
ポスティングされていたチラシでディスプレイを覆い、チラシの上で手早くキーボードのみにスプレーします。
夫はすっかり忘れておりますが、タッチパッド部分もディスプレイ同様に養生してください。
キーボード内部に塗装が入り込むと、キーが反応しなくなる危険性があるので、あくまでキーボード表面だけに吹き付けるようにサッと。
↑1度塗りした様子。塗りムラはありますが、2度目があるので大丈夫。
30分ほど放置して、乾燥できているか確認したら、再度同じようにサッとスプレーします。
マット加工、完了!
十分に乾燥したら、マット加工完了です。
仕上がりは?
あのツルツル感は無くなり、さらっとマットになりました。
マットとはいえ、引っかかるようなざらつきは無く、キータッチに違和感はありません。
良い感じに指が滑るのを防いでくれます。
そして、この作業で一番心配であった「キーの反応への影響」について。
全てのキーの反応と、養生し忘れたタッチパッドの反応を確認しましたが、異常はありませんでした。よかった~。
ただし、あくまで自己責任の上での作業ですので、塗装によりキー内部への浸食のおそれはある、ということはご了承ください。
PCキーボードは長年使用すると、どうしても表面加工がはがれやすいので、こうして家で修理できるのは良いですね。
私のPCもツルツルになったら試してみたいと思います。