今まで生きてきた中で、身のまわりにはいろいろな物がありました。
必要な物、不要な物、どちらともいえない物。
多くの物が私の手元に来て、そして去りました。
「快適な生活」をするためには、物の取捨選択を避けては通れません。
自分にとって必要な物を見定め、不要な物を手放すことを繰り返し…
ようやく、「今の自分にとって必要な物」が絞れてきたように感じます。
「今の自分にとって必要な物」とは
今の自分にとって必要な物。
その大部分は、「生活必需品」でした。
- 衣類
- 調理道具、食器類
- 衛生用品
- 寝具
- 家具
- 家電
- 掃除道具
これらのほとんどは、「使いやすく、手入れしやすい」ことを重視して選んでいます。
生来の面倒臭がりなので、手入れが面倒だと、もうそれだけで使いたくなくなるからです。
だから、今我が家にある物は「私が管理できる範囲」のものです。
これ以上増えると、手に負えないのがわかっているので。
管理できる範囲以上の物を持っていた時は、部屋の隅や収納に使わない物が詰め込まれ、定期的な手入れもされず、ただただほこりをかぶった状態にしてしまっていました。
使えるけど実際には使わない。捨てるのは罪悪感があるから手放せない。
その悪循環で、部屋の快適性は失われ、結果的に暮らしにくい家にしていたのです。
でも、今は違う。
使われず、放置され、薄汚れていく道具をもう見たくありません。
自分で手入れできる物だけを持っていればいいのです。
「自分で管理できる範囲の物」だけ持つ
特に手入れが必要な道具といえば、家電でしょうか。
我が家も快適に生活できるよう、用途に合わせていろいろ持っています。
冷蔵庫、電子レンジ、トースター、炊飯器、洗濯機、衣類乾燥機、掃除機、布団乾燥機、エアコン、扇風機…
思いつくまま列挙するだけで、10個もあります。
他に換気扇やウォッシュレットも含めると、もっとありそうですね。
家電は便利ではありますが、使うと同時にメンテナンスも必須です。
冷蔵庫・電子レンジ・トースター内部の拭き掃除、洗濯機・衣類乾燥機のゴミ取り、掃除機の紙パック交換、エアコンのフィルター掃除…
お手入れも、家電の数だけあるのです。
正直、めんどうくせ~です。
だからといって、手入れしなければ、正常に機能しなくなるし、寿命も早まります。
捨てられた家電ゴミの行方を考えると、そう簡単に買い替えたくありません。
だからこそ、今は「自分で管理できる範囲の物」だけ持つようにしています。
いや、もうそれしか持てないのです。
私の手はたった2つなのだから。加えて生来の面倒くさがり屋だから。
物を持つことは簡単だけれど
お金さえあれば、物を手に入れることは比較的簡単です。
でも、物を管理するのには「人の手」が必要です。
大事なのは、物を入手したその後。
何が必要で、どこまで管理できるかは、人それぞれです。
私はそれほど多くの物を管理できないので、今ある道具が長持ちしてくれるよう、面倒臭がりつつ手入れに勤みます。