こんにちは、だらみです。
だんだん冷え込みが厳しくなってきましたね。
お風呂を上がって歯磨きをしたら、すぐにお布団にもぐりこむようにしています。
子どもを寝かしつけながら、ぼんやりと思い出すのは昔々の自分が小さな頃の日々。
思い出の中の父母と
年を取ればとるほど、両親を振り返ることが多くなっているように感じます。
子どもが生まれてからは一層。
単純に感謝する気持ちももちろんありつつ、人生の岐路で悩み葛藤していた一人の人間として捉えるようになりました。
志半ばで癌で亡くなった父。
ずっと誰かのお世話を続けている母。
わたしの知らないだろう苦労をたくさんして育ててくれて、本当にありがたいことです。
父はあの世で大好きなお酒を鱈腹呑んでいるだろうか。
親孝行もなにもできなかったな。
お金はあんまり無いけど、生きている母にはちゃんと恩返しをしよう。
もっと自分の好きなように生きてほしいな。
「真夏の通り雨」
宇多田ヒカルさんの「真夏の通り雨」のMVです。
大切な人との別れ、不在への思いを歌っているので、このMVを見ると否応も無く今は亡き父や祖父母を思い出します。
歌詞の中に、「思い出たちが不意に私を 乱暴に掴んで離さない」とあります。
日常生活で、なんことない動作で、風景で、昔の思い出がフラッシュバックして胸が締め付けられます。人と人のつながりって、思い出の中にあるのかもなあと思います。
普段は人付き合いに距離を置きがちな人間ですが、こうして思い出に固執するあたり、やはり人は一人では生きられないんだと思い知らされます。
すうすうと寝息を立てる息子の手を握って、そんなことを考える冬の夜でした。
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