ある日のこと。
洗面台で水を流した後に、少し間を置いて、ゴポゴポ!と空気が漏れるような音がしました。
それ以降、水を流した後は必ずゴポゴポ音がするように…
心なしか、水の流れも悪くなったような気がします。
これはもしや、「排水管の中で何かが詰まっているのでは?」と思い、ゴポゴポ音の原因を見つけることにしました。
【注意!】
排水口内の汚れを撮影した画像があります。ご注意ください。
洗面台の詰まりを解消したい!
1.洗面台用ラバーカップ
以前、水の流れが悪くなった時に、洗面台用のラバーカップを使用して詰まりが解消できました。
今回もそれでいけるかな?と思い、試してみましたが…
残念。何度やっても変化なし。
軽度の詰まりには、簡単に解消できておすすめです。
2.清掃口を掃除する
次に、洗面台下にある排水管を掃除することに。
【使用したもの】
- バケツ
- 古歯ブラシ
- 雑巾
この排水管はS字上に曲がっており、排水管から臭いが上がらないようにあえて屈曲させているそうです。
清掃口の下にバケツを構え、清掃口の蓋をクルクルと反時計回りに回して外すと、溜まっていた水がザーッと流れます。
水が出なくなったら、古歯ブラシで届くところをゴシゴシとこすります。
汚れが取れなくなったら、雑巾で濡れた清掃口周りを拭いて、蓋を取り付けます。
ここは汚れてはいましたが詰まる程ではなく、残念ながらゴポゴポ音の原因ではなさそうです。
3.ピーピースルーで汚れを溶かす
排水口から排水トラップの途中までの間に、詰まりは見当たらず。
つまり、清掃口からもっと奥の方で汚れが詰まっているということ。
容易に届かない汚れをどう取るか?
パイプ洗浄剤で有名な、「ピーピースルーF」を使ってみることにしました。
【使用したもの】
- ピーピースルーF
- マスク
- 温水(40~50℃)
- バケツ1~2杯の水
強力なアルカリ性洗浄剤のため、換気をよくして、家族が不在の間に実行!
細かい粉状が舞い上がって吸ってしまっては大変なので、マスクをして行いました。
排水口周りにそ~っと洗浄剤を撒き、40~50℃の少し熱めの温水を流し入れ、
そのまま1時間放置した後、バケツ1~2杯の水で流しました。
結果は…変わらず~
相変わらずゴポゴポ言ってます。
強力な洗浄剤で溶かしたものの、流れきれないほど汚れが詰まっちゃってるのでしょう。
3.再び、清掃口を掃除する
清掃口の右側から先は、古歯ブラシが届きませんでした。
その部分にある汚れを落とすには、もうこれしかありません。
ワイヤー金具が付いた、5連ブラシです。
物理攻撃で詰まりを確実に捕まえるぞ!!
再度、清掃口の蓋を外し、そこから5連ブラシをゆっくり差し込みます。
排水管が壊れては大変なので、必ずゆっくりと。
これ以上は入らないな、という感覚があれば、そこからゆっくりと引っ張ります。
ここが難しくて、なかなか引っ張るのに力が要ります。
もう抜けないんじゃ!?とかなり焦りましたが、力を入れながらゆっくり、ゆっくり引っ張ると…
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【詰まりの写真があります】
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出た!!出たよ!!!
おそらくピーピースルーFで溶けたであろう、黒くて粘り気のある塊がごっそり取れました。
これは詰まるわなあ…と納得の塊です。
そこからもう一度ブラシを入れて掃除し、粗方汚れを取り切ったところで、清掃口の蓋をしっかり閉め、水を流してみることに。
ハンドルをひねると…
ジャーッ…
なめらかに流れた~~~♪
流れ終わった後、ゴポゴポ音はしません。
流れの悪さもありません。
なんとも爽快に水が流れていきます。
ありがとう5連ブラシ。ありがとう株式会社コジット。
排水管掃除を終えて
今回自分で排水管掃除をやってみたことで、洗面台の構造を詳しく知ることができました。
水道修理業者に依頼すれば早くて確実ですが、自分でできることはやってみて、それから依頼しても遅くありません。(もちろん程度によりますが)
今後は髪の毛やほこりなどを流さないように、家族に周知しました。
これからも快適に住むために、家の中の設備を正しく使い、手入れしよう。