最近は欲しいものもなく、謎の焦燥感もなく、毎日が満たされている感じがします。
大切な家族と暮らし、寝食に満足している…
この幸せが永遠に続いていきそうな気さえしてきます。
時間は有限だからこそ
▲少し前ですが、娘は4歳になりました。
永遠に続きそうな幸福。
でも、時間は有限で、命は限りあるもの。
いつこの幸福な毎日が終わりを迎えるのか、誰にもわかりません。
毎朝、朝日を拝めること。
家族に「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」が言えること。
家族一緒に食卓を囲めること。
「おいしいね」と感想を伝え合うことができること。
子どもの寝顔を見つめられること。
一緒に眠りにつけること。
些細なことばかりだけれど、私にとってどれもかけがえのない時間です。
人は老い、代は変わっていく
自分が年をとると同時に、周りの人達も年を取ります。
まだまだ元気でいてほしいけれど、時間の経過に抗うのは難しいことです。
これが今生の別れかもしれない、と覚悟することもある。
そして、それは自分も同じ。
周りの人々の老いや逝去を目の当たりにして、強く思うこと。
生きているうちは、好きなことを目一杯する
もちろん、嫌なことでもしなければならないことはたくさんありますが、
限りある人生なら、自分の好きなことをして生きたい。
確かな「今」この瞬間に、やりたい!と思ったことをどんどんやってみるのです。
ごはんを食べて、あたたかい布団で眠る幸せ
周囲の近しい人との別れに際する度に、『できることは「今」しないと!』と思うようになりました。
ごはんを食べて、あたたかい布団で眠る幸せ。
そんな穏やかな毎日の側に、「次の瞬間に死ぬかもしれない」というメメント・モリが常に寄り添っているよう。
出来得る限り、好きな人と過ごし、好きなことをして、この人生を味わい尽くしたいです。