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買い物は「歩いて行ける近所の店」で



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私がAmazonを初めて利用してから、20年が経ちます。

 

地方民だからこそ、探していたものをピンポイントで手に入れることができるその恩恵に、とても感謝していました。

 

しかし、弊害もありまして。

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町から本屋が消えた

私の故郷の町では、個人の本屋さんが軒並み廃業し、

最後に残ったTSUTAYAでさえも、昨年とうとう店じまいとなりました。

町から本屋が消えたのです。

 

原因は、少子高齢化、人口減、そしてネット通販の台頭でした。

 

平置きされた新刊や、書店員さん手書きのポップに惹かれて、

本を気軽に手に取ってレジに向かう体験は、故郷ではもうできません。

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近所のお店で買い物をしよう

なので、本屋はもちろん、自分がずっと通いたいお店には積極的に通うと決めました。

できるだけ、歩いて行けるくらいの近所のお店で。

出せるお金はちょびっとで申し訳ないけども、それでも。

雑貨も取り扱う某書店で最近買ったのは、

カスミソウをレジンで包んだピアスと、黄色い靴下。

書店員さんのポップが踊るように本棚を彩る中、結局本は選べずにすぐ使う雑貨を買ってきました。

 

揺れるピアスが欲しかったので、好みの物が見つかって嬉しいです。

靴下は買い替え。履き心地がとても良く、はやくもお気に入り。

 

実店舗が生き残るのは厳しい中、あの手この手で客を呼び込んでいただき、

私も財布の紐をゆるめて経済を回そうじゃないですか。

 

現物を見て購入することの有難さは、失ってはじめて痛感します。

そして、取り戻すことがどれほど困難か、身をもって知ったのです。

 

そうはいっても、閉店する時はするんですけどね。

重い日用品はネット通販でぽちっと買っちゃってるし…

 

かなしいかな、「終わり」の可能性はずっとあり、終わらせてしまった責任の一端は消費者である自分にあるとも認識しています。

それでも、消費活動の中に、「商品を実際に見て、触れて、選んで購入する」必要性を持ち続けていたい。

 

ようやく気温が下がって秋の気配です。

てくてく歩いて、近所のお店にレッツゴー。

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