2DK賃貸に住まう我ら4人(私・夫・子供2人)。
一戸建てを求め、新たな住まいを探して早3年…
1歩進んで2歩下がる家探し
ここに決めた!と契約一歩手前までいった物件もあったのですが、結局決まらず…
物件とは、「あちらを立てればこちらが立たず」のオンパレードだ。
全てを兼ね備えた家というのは、お金に糸目をつけない限り手に入らない。
我が家の身の丈に合った物件は、何かを諦め、妥協しなければ無理!ということをこの3年で勉強させてもらった。
「理想の家」に住めるとは思っていないけど、大金を出すなら後悔は少ない方がいい。
狭い我が家のいいところ
ということで、10年以上継続して、今の賃貸物件に住んでいる。
子供たちの成長や、夫婦それぞれのワーキングスペースを考えると、一人になれる個室があればな~とは常に思う。ハウスメーカーからやけに夫に書斎が提案されるように、私もこもれる書斎が欲しいよお。
ただ、4人家族には狭いこの物件にも、いいところはある。
- 日当たりが良い
- 家族との距離が近い
- 物を増やさない
日当たりがいい
▲天日干し中の枕たち
隣家と距離があるので、窓から日光がさんさんと注ぐ。
ベランダも同じく、干した洗濯物はよく乾く。
アパートの上階だから夏は恐ろしく暑いが、2階リビングのようなもので外からの視線を気にすることなく、思うままゴロゴロできる。
寒い冬の日、差し込む日の光に当たりながら、こたつの中でうたたねしちゃえるのだ。
これが一戸建てだと、南向きかつ閑静な道路沿いの物件はなかなか出ない。
あっても、高い。めちゃめちゃ高い。
日当たりの良さは好条件の一つなのです。
家族との距離が近い
▲リビングの一角にある娘ゾーン
狭いので、家族との距離は近い。
なにか作業をする際はテーブルのあるリビングに集うし、映画やゲームを楽しむのも、食事するのも同様。
家族それぞれ動いていても、だいたいリビングにいる。
そうなると、必然的にコミュニケーションの頻度は高く、会話は多くなる。
子供が小さいうちはいい環境だな、と思う。
でも、一人で過ごしたい時もある。
上の子は一人でゆっくり漫画を読むため、隣の寝室に移動する。
私も休日に昼寝したい時は寝室に飛び込む。
寝室があってよかった。
寝室のおかげで、なんとか我が家の平穏は保たれている。
密なのはいいけど、一人になれる空間も同じくらい大事なのだ。
物を増やさない
狭いので、物を増やさない。
いや、増やせないのだ。
増やした瞬間、生活する場所が消滅してしまうから。
この2DKの限られたスペースで生きるためには、使わない物は手放し、定期的に物の取捨選択をしなければならない。
もちろん家族の物を勝手に捨てたりなどはしない。
子供が残しておきたい物は持っている。
だから、我が家にはそれなりに物があるし、ミニマリストなのは私だけである。
家族が大事にしたい物を取り出しやすく、しまいやすく、衛生的に管理するために、そのほかの物は増やさない。
狭いけど暮らしてはいける
壁が薄いとか脱衣所が狭いとか、断熱性皆無のシングルガラス・アルミサッシの窓とかSIセンサーのついていないガスコンロとか不満は数々あるけれど、今の2DKで生きていけないことはない。
私は最低限の生活必需品と、持っていて心躍る娯楽(ゲームや本)があれば充実した日々を過ごせる。
▲半年ぶりくらいに大逆転裁判を再開。久しぶりだねグレグソンくん。
そんなわけで、家探しはしつつ、狭い我が家でなんやかや楽しくやってます。はい。