子供達の夏休みが始まりまして、8月末までやんややんやと賑やかに過ごす予定です。
暑いのでほぼ自宅、時々屋内施設で遊ぶぞー!
▼今夏も美術館で涼をとりまっせ

隙間時間に読書、読書、読書
私は子供達の世話をしながら、合間にブログ等を書いてちょろっと収益をいただきつつ、残りの隙間時間でひたすら読書にいそしんでいます。
読む対象はジャンル問わず、興味関心の赴くままに選びます。
最近読んだ本はこちら。
金子玲介「死んだ石井の大群」
「死んだ山田と教室」から、金子玲介さんの著作を読む日々です。
続いて「流星と吐き気」、今は「死んだ石井の大群」。
金子さんの作品は、会話がとても魅力的。なんだこのリアリティは。登場人物が勝手にペラペラと喋ってるよう。
楽し気な掛け合いから、ヒリヒリと緊迫した一触即発まで、会話文が来る度に「キターー!!」と歓喜しちゃいます。もっと、もっと会話文をくれ。
「モン・サン=ミシェルの修道女 四季の食事とていねいな暮らし」
最近の私的大ヒットは、「モン・サン=ミシェルの修道女 四季の食事とていねいな暮らし」。
モン・サン=ミシェルで暮らす修道女の料理レシピと、美しいモン・サン=ミシェルの情景を味わえる1冊。
料理苦手な私が作ることはおそらく無いのですが(無いのかい)、隅から隅までもう夢中で読んじゃったもんね。
四季折々の食材で彩られる料理はもちろん、石造りの礼拝堂の静謐さや、革のサンダルを履いて広がる砂浜を歩き歓談する修道女達の柔和な表情…
たっぷりの掲載写真をじっくり堪能し、私の心はモン・サン=ミシェルへ。
その中の1枚で、特に目を引く写真がありました。
それは、彼女達が着ている空色の修道着のポケットの修繕跡。
おそらく少ない枚数の修道着で生活していて、洗濯と着用を繰り返して生地は摩耗していくのでしょう。
それを修繕し使い続けていく様を写し取った1枚から、物との付き合い方を考えさせられました。
毎日使う道具を大事に扱い、しっかり使いながら修繕して使い続ける。
日頃カジュアルでプチプラな服を着て、清潔感を失ったら買い替えるサイクルを送る私ですが、できるだけ長く着ることができる質の物を選び、修繕してでも着たいと思える服が1枚でも多くあったら。もちろん服だけでなく、家財道具やキッチングッズなど諸々も込みで。
読書で楽しむインドアな夏
▼娘作・ままのしおり
そんな感じで、本を読んでは喜び、心震わせ、あーめっちゃいい1冊だったなあ…と感慨にふける夏を送っています。
読書は知らない場所、知らない人々の一面を追体験させてくれます。
ペースが遅いので読書量は少ないですが、何度しても楽しく、飽きませんね。
暑い日が続きますが、えいやっと気合を入れて蜃気楼に揺らめく図書館へ赴き、お目当ての本をたくさん借りてほくほくと家路につくインドアな夏を満喫したいと思います。Yeah!