昨日まで半袖Tシャツを着ていたのに、突然長袖Tシャツが必要とおっしゃる。
移り気な季節に翻弄されて、わたしゃもうお手上げです。
そうはいっても手を挙げたままでは暮らしていけないので、天気予報を見てもう夏日は無いだろうと衣替えをすることにした。
もう半袖しまっていいよね?ね?
衣替えついでに「捨て時」な服を見極める
夏物を防虫剤と一緒に衣類ボックスへ、いそいそとしまう。
こちらの一枚を除いて。
2日に1度のローテーションを組んで活躍していた、ハーフパンツである。
着た翌日に洗い、その日の風呂上りにまた着る。
今年の長ーい夏の間、家の中では「カップ付きキャミソール+ハーフパンツ」で過ごしていた。
5月中旬から10月下旬にかけ、約半年も着ていたことになる。
たしか2年前くらいから着始めた覚えがあるから、もう3年ものだ。
生地にポツポツと穴あきが。
これを着て外出はしないので、よく着た勲章のようなものだと、あまり気にせずにいた。
さらに、日を追うごとにウエストに擦り切れが発生。
使い込まれた生地はくたくたとしてやわらかく、これはこれで肌触りが良くて心地よく、寒くなる今まで着続けていた。
でもよく見ると…いや、よく見なくてもかなりボロボロだ。
家の中で着るだけだからといって、これを来年も着るかというと、いくらケチな私もさすがに自尊心が傷つきそうだ。
もう、ゴールしていいよね
最後はウエスとして使い切る
もう少し夏が長ければ、このハーフパンツをまだ履き続けていたことだろう。
そうして座ろうとかがんだ瞬間に、お尻近辺がバリィッとなっていたに違いない。危なかった。
子供たちに、母のハーフパンツが目の前で裂ける衝撃映像を見せずに済んだのだ。
助かったと思おうじゃないか。
部屋着だし、やぶれるまで履こうかと思っていたけど、このあたりでウエスとして使い切るのがちょうどいいと思う。
これから台風が来そうだし、窓のサッシやベランダの手すりを掃除するのに余すことなく使おう。
ありがとう、ハーフパンツ。さよなら、ハーフパンツ。