長く使っていれば、劣化するのが世の定め。
ぽいぽい物を捨てるのは好きじゃないし、できるだけ長く使いたいと考えていますが、買い替え時というのはどうしてもやってきます。
悲しいかな、我が家で毎日使う物も例にもれず。
オフィスチェアの寿命か?あちこち劣化してきたぞ
そういうことで、今回は、夫が使っているこちらのオフィスチェア。
使用期間8年ほどで、最近座っているとだんだん座面が下がってくるようになったそう。
おそらくガスシリンダー式(ガス圧で高さを調整する)なので、そろそろ寿命でしょうか。
ガスシリンダーの寿命はメーカーや製品によって異なりますが、1日8時間の使用で3~10年が目安です。
ガスシリンダーを交換すれば継続して使用できるのですが、こちらのチェアは内祝いのカタログで選んで頂いたものなので、正確なメーカーがわからないのです…
さらに、椅子の周りに、毎日黒い粉のような物が落ちるように。
なんだ~?と椅子を見てみると…
座面裏に張ってある不織布が劣化して、ボロボロ落ちてきていたのです。
ぎえー!少し触れただけでボロボロとー!(こういうのが苦手)
細かい粉になって、嫌~な感じに周囲に散らかります。
不織布って、劣化するとこんな風になるのかと勉強になったぜ…
写真ではあまり写っていないのは、取り切れる範囲の不織布を根こそぎ剥いだからです。
不織布は、座面下の合板を見目好く覆うために張られているようです。
できるだけ大きな塊の状態で取りましたが、どうしても細かな黒い粉が舞ってしまい、取り終わった頃には「もう二度と同じ作業はしたくない」と思いました。
今は黒い粉は落ちてきません。
不織布にもいろいろ耐久性の違いがあるのでしょうが、基本的に使い捨て前提なんでしょうね。
オフィスチェアは消耗品らしい
座面が下りてくるのも、裏面の不織布がボロボロ落ちてきたのも、すべては経年劣化が原因。
オフィスチェアは消耗品なんですね。
さすがに背もたれが折れたとか、生地が大きく破れてしまったりといった、使用に大きく影響する故障なら諦めがつきますが、椅子としてはまだまだ使えるのが悔しいところ。
仕方ないね買い替え時だね、なんて夫と話していますが、家具は粗大ごみになってしまうのがネックです。
どうしたものか、と調べたところ、交換用シリンダーが販売されており、対応するチェアなら自力で交換することも可能なよう。
ただ、元からついているシリンダーを外すのがなかなか根気のいる作業らしい。
↑レビュー欄の皆さんの苦闘ぶりに心が折れる
交換作業をしてくれるメーカーもあるそうですが、新品を買える料金になるらしい。
これは…買い替えるしかないか…と諦めちゃいますな。