私がミニマリズムに感化され、多すぎる物を手放そうと決めた時、持っていた服は200着以上ありました。
1年に1度も着ていない服があったり、買ったまま値札を外さずしまいこんでいるものがあったりと、本当に服を無駄に持て余していましたね…
そこから少ーしずつ服を減らしていったのですが、これ以上服を増やさないために、買い物をする際のルール4つを自分に課しています。
服を増やさないための買い物ルール4つ
1.買う服が決まっていないのに店に行かない
まず、お店に行くのは買う服が決まっている時のみとします。
ウィンドーショッピングは楽しいものですが、不意に目に映った服が好みの物だと、特に必要でないのに「まあ、いっか!」と購入してしまいがち。
そうやって目的もなく買うから、際限なく増えちゃうんですなあ。
何を買うか決まってない状態でお店に出向くと、購買意欲をそそる陳列やセールに踊らされるだけです。いいカモです。
欲しい服のデザイン、カラー、素材、予算をあらかじめ決めた状態で、いくつかのお店で探すならいいのです。
目的がはっきりしていると、商品を比較してより自分の理想に近いものを見極めることができますから。
ウィンドーショッピングとは、眺めて楽しむことができる人だけに許されるアミューズメントなのだ…
もちろん実店舗だけでなく、ネットストアも同様です。
物欲をコントロールできない人間が気軽にアクセスするんじゃない!!(戒め)
2.迷ったら買わない
目的の服を探す中で、理想に近いもののちょっと違和感があって購入するかどうか迷うことがあります。
ここでも、「まあ、いっか!」と目をつぶって買ってしまうと、あとで泣きを見ます。
形やサイズが合っていても、刺繍の裏側が肌に当たって着心地がよくなかったり、体を動かしづらい生地だったり。
試着をしてよく確かめたうえで、少しでも違和感があったり、購入条件から外れていたら、「買わない」ことを選択します。
妥協して買った物に満足することは残念ながらありません。
購入時に気になった部分は購入後もずっと気になり続けます。
迷ったら買わない、これが大事。
3.すぐには買わない
新しく服を買うのは楽しいです。新しい服に袖を通す高揚感は格別です。
しかし、すぐに買うのはおすすめしません。
ネットストアだと見た勢いで購入しがちなのですが、あれば口コミ、特に低評価をよーく読みます。
低評価には商品の欠点だけでなく、買い物の失敗談が書かれていることが多いので、読んでいてすごく勉強になります。商品ごとのサイズ感や洗濯後の生地の変化など、実際に数日着用したうえでの感想が書かれているとわかりやすいです。
焦らず、よいところも悪いところも知る。
買うかどうかはそれからでも遅くありません。
4.買う時は同じ枚数を手放す
新しく服を買うのは、今持っている服を買い替える時のみにします。
今持っている服が劣化してきたら、それと入れ替えで新しく服を購入します。
1枚買ったら1枚手放す。そうすれば服の総量は増えません。
昔の私のように既に200枚以上の服を持っているなら、まずは手持ちの服を着て着て着倒します。
自分にとって必要な枚数にまで減ったら、そこから買い替え時に新しい服を買います。
それまでは服を買わない。
強硬策ですが、自分の持っている服と向き合う良い機会です。
じっくり着てみるもよし、今の自分に合わないなとわかったら手放すもよしです。
全て着て、管理できている服
この4つの買い物ルールを守り(破って失敗することもありました)、こつこつと手持ちの服を着倒して、ようやく私にとっての最低限の服だけが残りました。
私の実生活に即した、必要な服です。
もちろん、どんな服が、どれだけの枚数必要かは人それぞれです。こだわりも人それぞれ。
ちゃんと着て、管理できているなら200着以上持っていてもOKです。
ただ、管理しきれず何を持っているのかも把握できず困っているなら、買い物方法を見直し、今持っている服に一度向き合ってみることをお勧めします。
服は着てこそ。物は使ってこそ。