2年前に購入したマリンシューズ。

私の住む高知は、山と川と海があり、アウトドアを満喫するにはもってこいです。
マリンシューズを買った当時は、夏だ!川遊びだ!と意気勇んでいたはずでした。
だが、しかし。
必要だと思って買ったはずが…
昨夏は生命に危険を及ぼしかねない猛暑で、
川に行っても、日向にいるものすべてを焼き尽くすかのような日射に激熱の小石、ギラギラ日光を反射してさらに気分を萎えさせる川の水面(水温はvery very veryぬるい)と、5分も遊んでいられませんでした。
その後、速攻で移動して、冷房の効いた土産物屋でつめた~いソフトクリームをおいしくいただき、「マジ天国!!!」とあまりの快適さに感謝したことをはっきりと覚えてます。
それ以降、家族の誰一人「川に行こう」と言わず。「海に行こう」とも言いません。
日中はほとんど室内にいた夏だったなあ…
そんな私達家族がこれから先、猛暑の中、川遊びに興じることがあるだろうか?いや、ない。
夏はもう室内で楽しくゲームに読書にインドアするんだい!
ということで、薄情ですがマリンシューズに別れを告げます。
もったいないので室内プールに行く際に何度か履きましたが、別にマリンシューズである必要はまったくありません。
マリンシューズは外での水遊びに特化していますが、裸足でパッと履くにはサンダルがベストでしょう。餅は餅屋です。
さらに言えば、裸足で施設館内を歩くのに気が引けたので、やはり私は靴下にスニーカーがいいです。
結論、私にマリンシューズは必要ない。
これにてお役御免。活かせなくてごめんなさい。
「もう必要ない」ことを自覚する
ドケチなので、使用頻度が少なくてまだまだ使える状態の物を処分するのはかなり嫌でした。
裸足で履いたものだし、譲渡するのもね…
とはいえ、「もう必要ない」ものを無理して使うことに何の意味があるのでしょうか。
物が必要な時があれば、そうでなくなる時も必ず来ます。
遅かれ早かれ、私はマリンシューズを手放したでしょう。
私はインドア人間だけどアウトドアに憧れる気持ちも少しあって、子供の頃のように川で戯れる日がまた来るんじゃないかと思っていました。
でもそうじゃなかった。私はもう夏に川や海で遊ばない。
天気も外気温も関係ない、室内プールで戯れるのが今の私の水遊びなんだ、ということを昨夏を通して思い知りました。
夏、暑い。川、怖い。
猛暑と水難事故に対する恐怖の前に我がノスタルジーは敗北したのです。
グッバイ、川の思い出。グッバイ、マリンシューズ。