2024年12月現在、高知県立歴史民俗史料館・高知県立坂本龍馬記念館・高知県立美術館の3館にて合同企画として開催中の「生誕200年 河田小龍展」。
いよいよ3館目の高知県立歴史民俗資料館に行ってきたぞー!
▼前回の感想はこちら
「河田小龍展 ー土佐の人々とのつながりー」
小龍さんに会いに行ったぞ#河田小龍#高知県立歴史民俗資料館 pic.twitter.com/MxWFPI8b0N
— とりもと (@momodarulife) December 11, 2024
幕末土佐に生まれ、絵師として幅広く活躍した河田小龍。
ジョン万次郎への聞き取りや琵琶湖疎水図の製作といった大仕事だけでなく、神社の絵馬や民家の襖絵など、市井の人々の暮らしに沿った作品も描いている。
時代を越えて、「本物」とこうして相見えることができるのは本当に感慨深いことだよね。
太平洋戦時下の空襲や、昭和南海大地震などの大きな災害によって消失してしまう可能性もあっただろうに…
作品を大事に守り、残してくれた人たちがいたことに、ただただ感謝。
そして、3館を巡り終わり、めでたくしょうりょうさんステッカー(写真右)をゲット!
3種類のステッカーの中から、悩んだ末に選んだのは立ち絵のしょうりょうさん。
モデルとなった小龍夫婦の記念写真は、高知県立美術館で観ることができるぞ。
長宗我部イケメン元親像を堪能する
さてさて、そんなこんなで小龍展を存分に楽しんだのだけども、ここ歴史民俗資料館に来るのは(おそらく)初めての私。
企画展だけでなく、常設展示も隅から隅まで観覧して、滞在時間3時間半という大満足訪問となった。
これで、たったの520円だと…!?
しかも、今回は企画展の半券を提示して420円。
原始・古代の出土品から祭礼に至るまで、高知県の民俗資料をわかりやすく解説してもらってこの価格である。
ありがたや、ありがたや。
今まで訪れなかったことが悔やまれるほどに、その展示内容の充実ぶりに感嘆した。
戦国BASARAに明け暮れた学生時代に、迸る情熱をもって訪れていればよかったかもしれんけど、その時にはこちらの長宗我部元親飛翔之像(2015年建立)に出会えていなかったし、まあいいとしよう。
アラン・ドロンか北村一輝かってくらい濃厚なイケメェン元親。
「四国統一をした」とは聞こえがいいものの、実際は他国を治めるのにかなり苦労していた様子の長宗我部家。
信長や秀吉に翻弄された果てに、最後は国を明け渡さざるをえなかった。
歴史民俗資料館に隣接する、今は姿無きかつての居城・岡豊城跡地の静けさの中に、盛者必衰の理を見るのです。
おまけ:充実のミュージアムグッズ
こんなにお求めやすい観覧料ならば、せめてミュージアムショップで私なりに散財するっきゃないぜ!
と、関連グッズを4つ購入。
- 南国市マステ
- 長宗我部家紋七つ酢漿草(カタバミ)のミニポーチ
- 同上 手ぬぐい
- 小龍の捕鯨図クリアファイル
家紋の七つ酢漿草ミニポーチかわいい~ね。
高知県民の誇りをもってバリバリ使いたいと思います。
今回の企画展では、他館の半券を提示すれば観覧料が割引(団体料金になる)になります。
3館巡ってスタンプを集めると、「柴田ケイコさん画 小龍さんステッカー」がもらえるぞ!