稲垣えみ子「寂しい生活」の感想。モノとどう向き合い、どう生きるか。

こんにちは、だらみです。

図書館で借りてきた稲垣えみ子さんの「寂しい生活」

「個人的脱原発計画」をし、家電の無い生活を実践する様子が描かれています。

正直、「ガチガチの脱原発論並べられてたらどうしよう…」と若干不安を抱きながら読み始めました。

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「所有すること」から離れる

始まりは福島の原発事故。

電気をなるべく使わない生活を開始し、それまであるのが当たり前と考えていた家電を、ひとつまたひとつと手放していく。

結果、残ったのは電灯・ラジオ・パソコン・携帯電話

自分に必要なものを見定め、なんでも「所有すること」から離脱した彼女の生活は、とてもシンプルで最小限です。

前提として、電気を「敵」とはされていません。

だから使う家電はゼロではないし、スーパーやカフェ、銭湯など電気を享受しているお店も利用する。

原発の是非はともかくとして、自分で積極的に電気を使う頻度を減らしているのです。

モノとどう向き合うか

なんでも「所有する」という欲望から解き放されたら、食べる物も使う道具も生活用品も少なくていいことに気付いた稲垣さん。

人よりも物質的に豊かな生活をすれば、幸せなのか?

そもそも人と比較すること自体が、際限ない欲望の原因じゃないのか?

持ち物を整える中で、物との向き合い方を改めて考えます。

家電は家事を軽くするか?

生活するうえで、どうしてもしなければならないのが家事です。

そして、独り暮らしの方や完全家事分担制の夫婦を除いて、女性が家事のほとんどを担っている現実があります。

現代の家電三種の神器は「ロボット掃除機」「洗濯乾燥機」「食器洗い乾燥機」だそうです。

(ヨムーノ「ハイテクが叶えた便利な未来!最新・家電三種の神器」より)

どれもわたしが会社員時代・息子新生児期に持っていたらめちゃくちゃ助かっただろうな~と思うものばかり。

家事は無駄なものではないし、夢中になったら楽しいものではあるけれど、ぶっちゃけ他にやりたいことが溜まっているときは「めんどうくさい」と思ってしまうのが正直な気持ちです…

個人的には、他の時間を捻出するために家電を活用するのはおおいに賛成だし、外注するのも選択肢の一つだと思います。

著書の中で、稲垣さんは総務省の調査データ「1日における女性の平均家事時間は2時間半超」「この10年、女性が家事にかける時間はまったく減っていない」ことを引用したうえで、

家電……全然家事を楽にしてないんじゃないの!?(p.242)

と感想を述べていますが…

うーん、わたしは楽にしてくれてると思います。

だって、洗濯機なかったら家族全員分の洗濯物を手洗いだよ?

それこそ2時間半で終わらないよ。

毎日スーパーへ買い物に行けるわけじゃないよ。

夫も率先して家事をするようにするのに、家電はかなり有能だと思うよ。

行き着く先は「人それぞれ」の価値観

その人それぞれの環境や家族形態があるので、家電だけでなく、必要な物はその時々で変わります。

一人暮らしだから稲垣さんのような暮らしができるかといえばそうでないし、小さな子どもをもつ母親誰もがアズマカナコさんのような暮らしができるかといえば決してそうではない。

生きている実感として家事を手ずから行うことを重視する稲垣さんの暮らしぶりは、物とどう向き合うか、どう生きるかを考えるのにとても参考になると思います。

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